<階段、階段、階段、そして鞍馬寺>
こんにちは!
スピリチュアルコンサルタントで
スピリチュアルライターの知念樹里です(^^)
前回まで、古代イスラエルと中国・四国編について
二回にわたってお話し、そして引き続き12支族、レビ族などに
ついてお話しました。
これからも中国、四国地方やレビ族は別のテーマでお話することが
あると思いますが、いったんちょっと置いといて、次のお話に
参りたいと思います。
有名なのでご存じの方も多いかと思いますが、今回お話しを進めて
いく舞台は「鞍馬寺」です。
<秋に入る寸前の鞍馬寺入口付近>
鞍馬寺は京都にありまして、天狗の大きな置物(?)がある
お寺です。
<こういう天狗さんがいます!>
基本的に寺は山の中、頂上付近に建立されていることが多いのですが、
もちろんこの鞍馬寺もしかり、結構険しい道も途中に出くわす
山中にあります。
わたくし実は、少し前ですがこの鞍馬寺へ行って見て
きたのですね~。
それも私1人で、観光シーズンに外れた時期でした。
<右の狛犬。鞍馬寺の狛犬はなぜかりりしいですね>
山へ入る際、「女性の1人歩き禁止」というような看板が
ありまして、もちろん私は女性1人で来ていますから、
そうは言われても引き下がるわけにはいきません。
その注意書きを無視して上り始めてすぐ、今度は
「マムシに注意」
という看板が見えてきました。
<ここに来て、今さら武器もなくどう注意しろと…?>
色々な意味で、女性1人の登山は危ないよ、
と言いたかったのでしょう。
ですがその程度のことでひるむ知念樹里さんではありません。
「なめんなよ、こちとら沖縄のサキシマヒメハブ相手に
戦って生き抜いて来とるんじゃあ!マムシごときでがたがた
ぬかすんじゃね~~~!!!てやんで~いっ!!」
<これはヒメハブ(左)で、右はサキシマハブ>
ちょっと注釈。。。(-_-)
ヒメハブとサキシマハブは基本、別個の個体で、猛毒を持つ
荒々しい危険なハブですが、そんな二匹をミックスしたくらい、
むちゃ強いハブを八重山では相手にしてるんだぞう、マムシが何だ、
女1人が何だ、と威嚇したかった知念樹里さんは、勝手に自分で
サキシマヒメハブなる新種を創り上げ、鼻息荒く鞍馬山へと
向かって行ったのでした。
<どんと来いや~!って、、、また階段っすか?>
と、そのマムシ注意看板も無視してズンズン登山を開始した
わたくし知念樹里さん。
まあ、そもそも何故このように突っ走って鞍馬寺へ行ったのか
と申しますと、鞍馬寺のことを少しご存じの方なら
お分かりかと思うのですが、山を登り切ると本殿前に
六芒星マークが地面にあり、そこからパワーが出ている
京都最強のパワースポットのお寺、ということで
知られているお寺でございまして~~~♪(^^)
私はその六芒星に惹かれて、というよりは、何か他にも
あるんじゃないか、と思って行ってみることを決意したのでした。
単純な話、何だかとっても気になったから、という
霊感的な意味合いで、感じるものがあったからです。
向かったのはシーズンオフ真っ只中、10月第二週目でした。
まだ日中は暑さも残り、しかし夜は寒くなっていたので、
楓が一本、赤くなりかけていて、秋の訪れを知らせるかのような
四季の合間の時期でもありました。
<一足早く秋を浴びた気分になりました>
とりあえず山登りの前に、この鞍馬寺について、少し
どういうお寺なのか、ざっくりご説明いたしますね(^^)
鞍馬寺は、そもそも鞍馬山に鎮座するお寺です。
日本のお寺はほとんどが山の中や山の頂上、もしくは
その付近にあります。この鞍馬寺もしかり。
鞍馬山というのは、古くから修験道の修行場とされ
るいわゆる「霊山」であり、山じたいがパワースポットとして
知られている場所なのでございます (’_’)
平安時代は、北は邪気がやってくる方角などと
恐れられていまして、そんな中、この鞍馬山はちょうど
京の都から真北にあったため、邪気の侵入を妨げる
力のある霊山として、京の都の人々から崇められていました。
で、何でこの山が霊山なの?という疑問につきまして、
現在の伝承では「650万年前に金星から魔王が降りてきて、
その魔王を今でも祀っているお寺」ということになっている
ことに由来しています。
そしてこの魔王は地球の人間とは異なる元素で出来ているので、
永遠に16才のまんま、なのだそう。
<鞍馬山の山道。ここはまだ坂ではないので楽に歩けます。>
が、しかし、、私の霊感でなくともこのお話はかなり
「盛って」いることが分かりますよね (笑)
人類最初の原人、アウストラロピテクスが生存していた
であろう時期が、だいたい今から約420万年前ですので、
え!??
それより200年前???
人間が文化を持ち始め、神の存在や死について気が付いた時は
確かネアンデルタール人が、人類最古の洞窟の壁画に
書いた葬式の絵が7万年前ほど昔の話っしょ~?
魔王様は何百万年も祀られるまで、いったいどこで
何をなさっていらっしゃったのかしら???(?_?)?
祀ってもらうまでのお話が残っていませんでしょう?
伝承すらない、というのは、こりゃあどっかで
盛った話っしょ(==;)
霊感なくっても分かると思います。
ただし、金星から降ってきた、は、あながち嘘ではないと
私は思います。え? こっちもどうか、って?
<ずっと奥に行くと、奥の院なる魔王殿があります。
これは読んで字のごとく。>
金星から魔王が降りてきたという話ですが、実は
金星は別名「明けの明星」と呼ばれており、
かの空海様が修行で現在の高知県、室戸岬のとある洞窟にこもり、
虚空蔵求聞持法(こくうぞうぼさつもんじほう)の真言を
唱えていたところ、明けの明星が口に飛び込んできた、
というお話がありますね。
で、この金星を司るのが、っこの虚空蔵菩薩さまなんです。
<東大寺にある虚空蔵菩薩さま>
そして他にも、夜明けの金星のことを「明けの明星」、
夜の金星のことを「宵の明星」と言います。
また、金星はキリスト教で出てくる堕天使、
ルシファーの名前なんです。
ルシファーは光をもたらす者、という意味があり、
堕天使サタンの別名で、悪魔たちのトップに君臨しています。
なので、魔王が金星から降りてきた、というお話はまあ、
「アリ」やな、と知念樹里さん的には思うのですが、
まあ、650万年前は、ちょっと「盛りすぎ」やろ~(-_-;)
このあたりもキリスト教の香りがするお話なので、
ああ、やっぱり古代イスラエル、ヤーウェ神、モーゼやダビデの
子孫が京都にまで移住して来ていたんだな、と思わざるを
得ない感じなのですよん(-~-)
一説には、この明けの明星が空海様の口に飛んで入って来て
以来、現在でいうアカシックレコードにアクセスできるように
なったという話もありますし、そもそもルシファーは実は
双子で、1人が明けの明星、もう1人が宵の明星、という風に
言われていることもあれば、またまた明けの明星は堕天使に
なる前の天使ミカエルの化身、宵の明星は堕天使になった後の
ルシファーの化身、などとも言われていたり、空海様がらみの
密教で出てくるあーんど(&)、キリスト教でのお話にもある、
なんて、古代イスラエルを疑わないわけにはいかないっすよ~♪
<灼熱の金星。夜空にも夜明けにもひときわ光ります。>
そんな鞍馬寺は、奈良時代の末期に建立されたお寺、と
言われています。当時の中国、唐から日本に来たお坊さんが
鞍馬山で鬼に襲われたところを、毘沙門天様に助けられたことから
西暦770年に、毘沙門天様を祀る草庵を鞍馬山に結んだのが
始まりだとも言われていまして、暗く鬼のような魔が住むことから
「暗(くら) 魔(ま)」と言われ、それが後に「鞍馬」
になったということのようなのです。
で、鞍馬寺はずっと真言宗のお寺でしたが、その後天台宗
のお寺になり、1949年に独立し鞍馬寺弘教総本山となったのです。
<神美的な鞍馬寺>
そしてこの鞍馬寺の中には、由岐神社と呼ばれる神社があり、
本殿、その前の六芒星、魔王殿などがあります。
<寺の中になぜか別の神社があります。>
この神社も鞍馬寺でのお役目があってここに建立されて
いるわけなんですが、はい、さて、では次回から、この鞍馬寺と
古代イスラエルについて、さらに探りを入れて行きますね(^^)
今回も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
スピリチュアルコンサルタント
スピリチュアルライター
知念樹里
追記:このブログは学術的な内容ではなく、あくまで知念樹里の霊的感性、価値観、独断によるエンターティメントな執筆となりますので、一部、文献等で記載されている内容と異なる場合があります。また、本内容は掲載後に作者・知念樹里によってリライトすることがあります。ご了承下さい。