沖縄スピリチュアルワールド~ユタってどうなん?~

 

 

 

こんにちは!

 

スピリチュアルコンサルタントで

 

スピリチュアルライターの知念樹里です (^^)

 

 

 

前回は鑑定や祈祷などのスピリチュアルなことと

 

その料金、カルマと対価についてお話ししました。

 

 

今回は、一般の方が混同してらっしゃることが多そうだなと思われる、

 

ユタの能力的なことについてお話しいたします。

 

 

基本的に、ユタが分かることは、その人の過去から現在までのことだと

 

言われています。

 

未来のことは、神様は明確なものを見せて下さらないから、との理由です。

 

それをすると、人間が努力をしなくなってしまうからでしょうね。

 

神様はよくご存じのようです(笑)

 

 

 

例えば、生きている人が夜、枕元に立ってお別れを告げに来た、というような

 

予知的なことがユタでなくとも霊的に能力のある方なら、起こりうる事象があります。

 

 

 

これは、実は未来のことではなく、その時点ですでに魂が抜け出ているので

 

半分お亡くなりになっている状態でお別れを言いに来た、ということなのです。

 

 

<彼の世へ行くのは新たな出発ですから、この世への未練を残してはいけませんよね>

 

 

 

現世での医学的な死ではない、というだけのことで、実際、そこまで魂が

 

抜けてしまったらあの世へ半分以上渡ってしまって戻れないところにまで

 

進んでしまっている、という状態なのです。

 

ですので、近未来を予知したのでも何でもないんですね。

 

 

では本来のユタは何をどう「判断」するの?というところに質問が来るかと思います。

 

はい、では少し本場のユタさんたちの「判断」というのを、身内以外のユタの方々とも

 

多数交流があるこの知念樹里がお教えしましょう~~~(^^)

 

 

え?商売の手の内見せていいのかって?

 

 

いやいやいや、前のブログにも書きましたが、ユタは商売ではありません。

 

なので、タウンページにも載せない上に、だいたい何か別のお仕事を持っている

 

「兼業」シャーマンであることも結構あるんですよ。

 

 

 

 

<ゆいれーる。那覇から首里の働く人々の移動ツールの1つとなっている?>

 

 

 

こう言っては何ですが、商売でユタをし始めたら、それこそ多くのユタが

 

霊感商法になってしまいますよ。

 

そうしないためにも、通常は「兼業」というケースを取ります。

 

 

普通の会社員の方がお休みや、夜、仕事から帰って来て自宅にご相談者を招き入れ、

 

深夜くらいまで鑑定をなさっている状況も普通のことです。

 

 

もちろん専業の方もいらっしゃいますが、その場合主婦の方で、

 

旦那さんの扶養がある上でのユタ業、というケースだったり、

 

相談の方が増えすぎてユタ業1本になった、というケースだったり、になります。

 

 

基本的には、社会で仕事をして荒波にもまれた経験がないと、

 

相談に来られる方のお悩みを理解しにくい、共感しにくい、話に説得力がない、

 

というような事情がありますから、

 

いわゆる「上」の方々がユタに色々な社会体験をさせているんだと思います。

 

 

そのこともあってか、お若い方でユタをなさる方は、あまりお見受けいたしません。

 

 

少なくとも30半ばから40歳を過ぎたあたりでのデビュー、がほとんど

 

ではないかと思います。

 

 

ですので、かくいう知念樹里も、ユタではございませんが、

 

スピリチュアルコンサルタント、スピリチュアルライター以外にも別の

 

仕事はしていますよ(^^)

 

 

 

 

<仕事場に通う知念樹里さんを見つめるシーサー?>

 

 

 

 

 

はい、では、よく話が脱線してしまう知念樹里ですが、ごめんなさいね、

 

話を元に戻します (^^;)

 

 

 

まずユタの連絡先、名前、居住場所を大まかでいいので沖縄の

 

地元の人間から複数、口コミでゲットしましょう。

 

 

大まかというのは、電話番号、苗字、どこの町に住んでいる、などの情報です。

 

 

ここで複数、という理由は、複数のうちあなたに今回必要のある「判断」を

 

してくれるユタかどうか、ふるいにかけるためです。

 

 

最低3人、できれば5,6人の大まかな連絡先をゲットし、ご自分がピンときたユタから

 

順番に電話をかけて行って下さい。

 

 

つながったらご縁のあるユタである、という意味になります。

 

 

で、つながってユタさんとお話しを進めるうち、

 

お互いの都合のいい日時を調整します。

 

 

その際、どうしても日時の都合が合わなかった場合、

 

このユタはあなたに縁はあるものの、今のあなたに必要な「判断」をする

 

ユタではないという意味です。

 

 

なので、次を当たります。

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしていると、日時も都合がつくユタが出てきます。

 

その方のところに、今回は向かって「判断」を頂く方がいいですよ、

 

ということですので、予約した時間に出向いて下さい。

 

料金は通常、最初にいくらです、と言わないユタもいますので

 

予約の際に聞いて下さいね。

 

 

で、鑑定の際は、だいたいが名前、生年月日、干支を聞いてきます。

 

ユタはそれを各自の指導霊へと報告し、お伺いを立てて

 

お告げのようなものを受け取るか、または何かを「見せて」頂きます。

 

 

その問題の半分以上は、先祖供養のお話しや、ご自身か身内の水子霊など

 

あるいは不幸な亡くなり方をした方の言いたい事を伝えたり、守護霊からの伝言、

 

先祖霊からの伝言、というような内容が多くなります。

 

と、いいますのも、そもそもユタは先祖崇拝ではない者を判断したりしませんし、

 

もっと厳密に言えば、ニライカナイ信仰のない者は判断しません。

 

もちろんノロも、信仰を同じくしない地域住民以外へは祈祷はしません。

 

 

 

 

つまり、ユタもノロも、

 

「あの人の気持ちを見て下さい」とか

 

「今後あの人との関係はどうなりますか」とか

 

「今年の運勢はどうなりますか」とか

 

「思念伝達をして縁結びをお願いします」とか

 

あなたの聞きたいことばかり教えてくれたり、

 

打ち出の小づちみたいにあなたの願望を、お相手の意志を無視して

 

聞き届けるよう念送りするわけではありません。

 

 

なぜなら、スピリチュアル的に言って、そういう目先の惚れたはれた、の出来事は

 

さほど重要ではない場合が多いから、なのです。

 

 

 

 

 

<スピリチュアルを勘違いしとる者が結構多そうじゃのう~~~>

 

 

 

そもそもが多くの方の恋愛は恋愛にあらず、ただの執着であることがほとんどです。

 

なぜなら、お相手の幸せを願うよりも自分が相手にどうしてほしい、

 

という要求ばかりであることの方が多いからです。

 

 

それは単にカルマを作るだけなので、ユタもノロもあまり、

 

というかほとんど関与しません。

 

 

そこでそういうパートナーとの関係に対して、ユタが口を開く時は、

 

「別れた方があなたのためですよ」

 

というようなお相手や関係の時が多いようです。

 

 

何故なら、その方の守護して下さっている守護霊、祖先霊などが子孫のあなたを

 

心配してユタへ伝えてくれるようお願いに来るから、なのです。

 

 

 

 

ある有名なスピリチュアルカウンセラーの方は、個人鑑定を止めた理由に、

 

ご相談者のほとんどがそうした恋愛関係の相談とお金儲けの相談ばかりに

 

なってしまったから、スピリチュアルの本来の在り方ではななくなってきたため、

 

というお話しを耳にしたことがあります。

 

 

まあ、それもそうだろうな、とわたくし知念樹里は非常に納得、です。

 

多くの人は恋愛で良い結果を求め、ユタや霊能者を訪れることでしょう。

 

しかしその人のため、とお告げを受けて「別れなさい」と言うと、

 

不愉快になって最後まで話を聞かず帰るお客さんもいるわけです

 

 

 

そのカウンセラーの方は私と真逆の、いわゆる「受信する力」の強い方ですので、

 

そういう生身の人間の「気」も受けちゃうわけです。いわゆる我欲ばかりの

 

「邪気」です。

 

能力のお高い方であっても、毎日大勢の人のそういう「気」を受けて

 

コントロールして浄化して、ということに追われると、もう個人鑑定を

 

したくなくなるだろうな、お気の毒に、と思います。

 

魂の学びや成長に対してどう向き合うか、がスピリチュアルが他の占いと

 

違う部分でもあるのです。

 

 

 

ただわたくし知念樹里は、この点に関しては、少~しなら「我欲」も受け入れても

 

良いんじゃないかしら、人間はそんな生き物であるのには変わりはないのだから、

 

というスタンスを持っています。

 

 

<だって、沖縄そば食べたい我欲もありますよ、

いくら炭水化物禁止ダイエット中でも!!>

 

 

 

 

なぜならまあ、当の本人が「我欲」を原動力にして生きているようなところが

 

あるからでして(笑)、「欲」も使い方とベクトルでは上手な「向上心」へと

 

昇華できると思っているから、なんです。

 

 

また、確かに私は古琉球ノロと、沖縄シャーマンのユタ家系を持っていますが、

 

母方は本土の人間ですので、当然その「磁力」も持って生まれてきたわけです。

 

 

本土の仏教文化、密教、密教の素地となったチベット仏教、

 

日本では密教より以前の山岳信仰、あるいは平安時代の陰陽師系統、

 

それ以前は古事記、日本書紀あたりの古い神道の原型、

 

そしてそのバックボーンの古代イスラエル時代のソロモンの魔術、

 

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などにもつながる「磁気」も帯びています。

 

 

母はこうしたユタやノロの文かは全く興味関心がない人ですが、

 

かなり霊感の高い人で、予知夢も結構見るタイプです。

 

 

このように、私は沖縄の父方のノロ、ユタ系統以外にも、

 

日本本土の霊感の高い人間の血も、それらの磁力も

 

混在して受け継いでいますので、

 

沖縄だけの価値観、宗教観、文化に系統しているわけではなく

 

あくまでそれは表現の1手段であると思っています。

 

 

そもそも私の「我欲」をかなえ、助けて下さったのは、

 

何をかくそう、直接的には仏教、そして密教の仏様なんですよん。

 

もちろんこの道へいざなって下さったのもその仏様。

 

 

これについてはおいおい、お話ししていきますね。

 

 

ですので、日々スピリチュアルは、今世の知念樹里は沖縄のそうした

 

血統を強く受け継いで生まれていますから、その部分は基軸ですが、

 

しかしその部分だけに縛られることなく、型にはまらないスピリチュアルを

 

歩むんだという想いでこのお仕事を開始したのです。

 

 

 

 

<新時代スピリチュアルへの道???>

 

 

 

 

まあ、でも結局それって、いいものは何でも一緒にして炒めて

 

チャンプルーにしちゃえ、

 

中華も洋食も、漢字もカタカナも平仮名も取り入れて、使いやすいようにしちゃえ、

 

という日本と沖縄文化の極地、みたいなところなのですけれどね(^^)

 

 

 

それでは、今回はこのあたりで。。。

 

今回もまた最後までご拝読頂きまして、ありがとうございました(^^)

 

 

スピリチュアルコンサルタント

スピリチュアルライター

知念樹里

 

追記:このブログは学術的な内容ではなく、あくまで知念樹里の霊的感性、価値観、独断によるエンターティメントな執筆となりますので、一部、文献等で記載されている内容と異なる場合があります。また、本内容は掲載後に作者・知念樹里によってリライトすることがあります。ご了承下さい。

 

 

 

 

 

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