プロフィール

知念 樹里(ちねん じゅり)

世に名だたる かのグソー花
輪廻めぐりて 今 転生す



古琉球時代の神官で祈祷師・神女(ノロ)の血統と、


沖縄の霊能者・ユタの両血統を持つと同時に、


八重山諸島で一番古く、かつ国造りに関わりがあった


神様が住むという土地に育つ。



幼少より育ったその土地は、琉球王朝時代に行われたとされる


ユタ狩りで、捕まえたユタたちを牢屋で監視していた門番の伝説がある。



そこは島でもかなりの聖域なので人間は住めない、と言われていたが、


家族で家を建て住むが何ともなく、その神様にご縁を頂き


守護されるようになる。



霊感が今よりも全然未熟だった知念樹里は中学生の頃、同じように霊感の高い友人宅に


夜中に幽体離脱して宙を飛び遊びに出かけ、しかし途中でマジムン(魔物)


に追われ必死で逃げ、土地に住む神様にマジムンを追い払ってもらうなど、


ピンチを何度も助けて頂いている。



伝説は次のような話しである。



「昔、その土地に住む男は、牢屋の門番をしておりました。


ある日その門番は、ユタ狩りで連れてこられたユタの


監視をすることになりました。


そのユタは若い女性で、じっと静かに正座し目を閉じています。


処刑の日まで1週間。その間、ユタには食事も水も与えられません。


不憫に思った門番は、月桃の葉で包まれた自分の昼飯の握り飯と


筒に入ったお茶を、ユタへ毎日与え食べさせました。


5日目の昼、門番がいつものように食事をあげようとしたとき、


ユタはこう言いました。


『今までありがとうございます。もう食事は結構です。


私は死刑を待たず、明日、死にます。


死後は夜ガラスとなって、この島に疫病をもたらします。


けれどあなたのお家には、障りを落としません。もし夜ガラスが鳴き


頭上を舞うのを見ましたら、石臼をたたいて、ナーマヤーどー、


ナーマヤーの石臼どー(ここはナーマヤーだ、この石臼の音は


ナーマヤーの石臼だ)と、合図を下さい。ご恩は忘れません』



ユタは翌朝、門番が出勤してきた際に、予言通り牢屋でこと切れていました。


門番は、これは大変だと思い、ユタの話を村中に伝えました。



それからしばらく後の夕方。カラスが十数匹、村のあたりの宙を舞い、


毎晩不気味に鳴きはじめました。村のあちこちで人々は石臼を叩き、


ナーマヤーどーと口々に叫びました。



かくして門番のおかげで村に疫病は発生することなく、そして


このようなユタ狩りはすべきでない、との声が村人たちから上がり、


次第にその声が広がり、時の政府へと嘆願が届きました。



そしてその村では、ユタ狩りはなされなくなって行きました。



それに呼応するかのように、いつしか夜ガラスも現れなくなっていました。」




この門番が住んでいたのが、知念樹里の育った土地で、


ユタを助けた門番は遠い先祖に当たる。



夜ガラスになったユタはその後、その土地の


神様へ戒められ改心し、八咫(ヤタ)ガラスへと転身。



これは幾つかある知念樹里の、前世のうちの一つの人生だと、


何人かの先輩ユタから告げられる。



また、沖縄のユタ、占い師、霊能者、手相判断、


各種占星術鑑定士のところを訪れるたびに毎回、


「あなたはいずれ白装束を着て、私たちと同じような神職につきます」


と若い頃から言われ続け、25年以上が経過した。



その25年の間、日本だけでなく世界の宗教についての本を読み漁り、


般若心経を読み、その理解を深めようと量子論について学び、


祈祷や念送りのトレーニングをしたり、瞑想を続け集中力を高めたり、


独自修行を続け、幼い頃から備わっていた霊感、念送りの力にさらなる


磨きをかけ、実践的なアプローチを開発。



2020年、「感じるところあり」、スピリチュアルの仕事を本格開始した。



その心は、


「皆様の人生が、よりよいものになりますように、


と、天からのアドバイスを、天の産物の一つである


タロットを通してお伝えすること。



神々からの気づかせと人智の賜物によって


現世に伝わる星読み、方位読みの他、


セッションを通じて所願成就を遂げ、それを


皆様の命の営みの一部とさせていただくこと」-。