<鞍馬寺の六芒星>
こんにちは!
スピリチュアルコンサルタントで
スピリチュアルライターの知念樹里です(^^)
前回は、鞍馬寺の天狗がもともとはユダヤ人の聖職者ではなかったか、
という考察と、杉の木との関連性についてお話いたしました。
今回はいよいよ、鞍馬寺のパワースポットって一体どこ?という
部分に突っ込んでお話していこうと思います(^^)
一般的に鞍馬寺はパワースポットでは、京都最大とも言われています。
そしてそのパワーはどちらかというと縁切りや、色々なものを
清算するための浄化のパワー、などと言われたりしています。
ですが、実際に私が山を歩き感じたことは、必ずしもそうしたもの
だけではなさそうだ、ということです。
かといって願望が叶うパワースポットか、というと、残念ながら
そうでもありません。
こういうとお寺の関係者や信者様たちに怒られてしまうかも
しれませんが、正直なところ、このお寺はもっと、そういう人間の
低いレベルより遠い、もっと高いところの神仏のエネルギー、
みたいなものを感じるのです。
そもそも、こちらの神様は天狗神様で、大本をたどれば古代ユダヤ、
つまりは古代イスラエルの司祭を祀るレビ族の方々に端を欲している
わけで、そうなると下々の人間のちっぽけな現世利益などを叶えて
頂くには、エネルギー的に「聖」に寄りすぎているような
気がするのです。
つまりそこまで「俗」、いわゆる世俗に近い神様ではないのではないか、
という感じを受けるのです (’_’)
ただ、悪い運気の浄化という願いがあるのであれば、それは
引き受けて下さるかと思われます。
あと、霊能者の方や私のような霊的な感性で占いをする者、または
祈祷をする者などは、その感性をクリーンにしてくれたり、
刷新してくれたりするとも思います。
<木の根っこを踏まないように、ゆっくり歩きましょう>
頂上の六芒星がパワースポットだと言われていますから、私が
到着するとそこで多くの人が六角形の上に乗って写真を撮ったり
していましたが、知念樹里さんは、そこからは取り立てて何も
パワーらしきものは感じませんでした。
<一般的に言われているパワースポットの六芒星>
パワーがあるのは基本的に山を歩いている時に出くわす杉の数々、
樹齢数百年は経過しているであろう、高い木々、そして頂上にある
人工の六芒星部分を通り越して突き進んだら到着する魔王殿の拝所周辺、
その拝所へたどり着く前の手洗い小屋、魔王殿の拝所から下っていく
際に、途中でふわっと金木犀の香りがする一体がありますが、それらの
エリアがこの鞍馬寺の中で、パワーが強い場所ではないかと思います。
<出ました、ホタテの模様の魔王殿!!>
魔王殿は、まあ、分かります、周辺でパワーがあるのを。
特に拝所の後ろあたり、霊感のある方なら感じるものがあると思います。
そして金木犀のエリアですが、金木犀は基本的に魔除けの香りですから、
金木犀の香りが漂うところは清い空間だと思って間違いなし。
場合によってはそこに神仏がいらっしゃることもありますしね。
<花言葉は『隠世(かくりよ)』。幽界という意味があります。>
で、不思議だったのが、魔王殿へ到着する前のお手洗いと思われる
木造小屋周辺のエネルギー。
普通、お手洗いにはトイレの神様として烏枢沙摩(うすさま)明王様
あたりがいらっしゃると一般的に言いますが、これも決して
そうではありません。
基本的にどの神仏様もいらっしゃらないことも多いのです、
昨今のお手洗いには。
と言っても昔のトイレにどのくらい居たのかは
知りませんけれど。。。(-_-;)
まあでも、おそらくこちらには、お手洗いの神様がいらっしゃった
のかもしれませんね。
個人的には、秋に一度だけほんの3日から7日だけ咲くという金木犀が
咲き始めた時期に鞍馬寺に行けたのは、何か呼ばれたかな、という
感じがありました。
その感のごとく、金木犀の香りはすごく濃厚でいい香りがして、
気分が癒されただけでなく、そのエリアで金木犀の香りとともに
数秒だけだったと思いますが、別世界に意識がワープしたのを
感じたのです。
通常、私たちのように鑑定をしたり、霊視をしたり、という者は
自分の運勢や前世やらは見せて頂けません。それはおそらく、
人のために使うものとして備わったからだと思います。
それでも時々、何かを断片的に見せて頂くことはあります。
ここで私が感じたものがそれかどうかは分からないのですが、
感覚的に、ああ、ここは私の前世で縁が合った土地だ、というのが
分かり、とても懐かしく切ない感情がこみ上げてきたのでした。
<見上げると金木犀>
そうしますと突風が吹いて金木犀の香りがぐっと強く私を包み込んだ
かと思うと、次の瞬間にはこの世の空間で、木々の葉っぱ、枝や幹を
眺めている私がいました。
いや~~~、今の感覚は何?白昼夢?
にしては何か映像が視えたわけじゃなし、何ともまあ、不思議な
感覚でした(笑)。
もっと香りを嗅いでいたかった金木犀の香りでしたが、そこにずっと
いるわけにもいかず、私は名残惜しく下山を進めました。
登山途中は結構険しい道のりで、いやもう来年とか絶対来ないし、
今回で登山は終わりだし、無理、なんて思っていたのですが、無事
下山出来ると、何てことなかったな、マムシも出なかったし以外に
楽しかった、また機会があったら来よう、などと思ってしまった
ゲンキンな知念樹里さんでした(笑)
で、この鞍馬寺なのですが、実はすぐ隣接したエリアに、かの有名な
貴船神社があるのですね~。
<貴船神社の鳥居です>
巷では恋愛の縁結び神社として知られていますが、その所以は、
恋多き平安女性(?)の和泉式部が疎遠になった旦那様と復縁の
ためにこの神社へ通い、念願かなってまた再び旦那様と仲良く
なった、という伝承によるもののようです。
しかし、実際はここも古代イスラエルのゆかりの神社、ノアの方舟に
関わりがあるところだったりするのです。
ま、ですが、今回は知念樹里さんは、あんまり行きたい気が
しなくて行きませんでした。
私は五行で言うところの土の性質が強いので、水とはあまり
相性が合わないのですね~(-~-;)
ちょっとのお水だけならいいのですが、結構な川が流れている
ようなので、何かせっかく鞍馬で金木犀浴びたチャージがどこかへ
あっという間に流されちゃうかも、と思ったため、立ち寄ることは
遠慮しときました。
<貴船の川床>
今後、どこかで機会がありましたら、この貴船神社について
お話することがあるかと思いますが、今回は鞍馬寺のお話ということ
ですので、縁結びを期待する読者の皆さま、悪しからず。
これもご縁ということで。。。(^^)
では今回はこの辺で。。。
最後までご拝読頂きましてありがとうございました(^^)
スピリチュアルコンサルタント
スピリチュアルライター
知念樹里
追記:このブログは学術的な内容ではなく、あくまで知念樹里の霊的感性、価値観、独断によるエンターティメントな執筆となりますので、一部、文献等で記載されている内容と異なる場合があります。また、本内容は掲載後に作者・知念樹里によってリライトすることがあります。ご了承下さい。