初めまして(^^)
古琉球の神官で祈祷師の神女(ノロ、カミンチュ)と、
沖縄の霊能者・ユタの両方の血統を併せ持つ、
スピリチュアルコンサルタントでスピリチュアルライターの
知念樹里(ちねんじゅりと読みます)と申します。
今回は記念すべき第一回目のブログ記事ということで、
少し緊張しながら書いていますが、同時にちょっと
ワクワクもしています(^^)
なぜ私がこのブログサイトでスピリチュアルを
開始するに至ったかという理由は、まあ色々あるのですが、
一番の理由は、
「そういう生まれをしたから」
に尽きないお話しでございます。
その生まれというのは、先にも述べましたように、
沖縄で、琉球時代から続く文化にある神女(ノロと読む)という
琉球政府時代の国家公務員の祈祷師で神官の血筋と、
沖縄の民間シャーマン(霊能者)のユタが親類一族に沢山いる
という家系に生まれたことに端を発していまして、
そのせいか幼い頃から妙なものを感じたり、視えたり、
自然に幽体離脱をしていたり、という日常にありました。
そしてあちらこちらの先輩ユタ、霊能者と呼ばれる大勢の方々に、
「あなたはいずれ、神職に就きます」
「人生後半で、白装束を着て神様に使えます」
「こっちの方面(霊能者)に進むのが一番の適職」
「役行者さんの一行の中で山伏として、本州の山々で
ほら貝を吹いて修行していた前世が見えます」
「神主をしていた時代も本州であった」
と必ず、同じようなことを予言され続けておりました。
若い頃は勿論、
「嫌だ、そんな仕事なんかしたくない。
もし結婚する相手がクリスチャンだったらどうするの?
キリスト教からしたら、シャーマンなんて
悪魔みたいなもんじゃない。
そんな仕事、お断りだし!」(-”-)
と反発心しかありませんでした。
反発していた、若かりし昔々の日の知念樹里
(現在ではないことに要注意!!)
事実、沖縄・八重山諸島のある地域でノロをしていた祖母は生前、
「あなたたち若い人たちは、これからの人だからね、
こういうこと(神職)はオバァの代で終わりさー、
心配しなくていいよ、神様にはオバァから話しておくさーね、
あなたは自由だよ、旅にも好きなだけ行けるし、クリスチャン?
のアメリカ―イキガ―(米国人男性)とも結婚したらいーさー」
と言い、クリスチャンイコール何故だかアメリカ人男性、という図式
のあるオバァは、可愛い孫娘に負担がかからないように、と、お役目は
これで終わりにしてください、と必死に祈ったのでした。
しかしいくらオバァのたってのお願いでも、神様はどこかへ
行ってしまうわけにもいかず、その地域を守る神様としての
お仕事もあるわけです。
で、沖縄ではこのように血統を引く者が不在の場合、
どうなるかと言いますと、何故だかいきなりユタがその役目を
代わりにするよう、お告げを受けることも
ちょくちょくあったりするのですね。
仕事を返却した私のオバァは無事(?)、寿命が来て神様に召され、
それから2~3年たった頃、当時私が勤務していた職場の総務の奥さんに、
いきなり神ダーリ―という症状が発生し、お告げを受けてオバァの代わりに
その神様へのお祈りを担当することになったのでした。
沖縄のノロやユタにつきましては、これから少しずつブログでお話しさせて
頂きますが、まあ、そうやって他の方がお役目を引き継いでくれた私は
内心ほっとし、これでそういう面倒な仕事とは関わらず人生を謳歌できるわ~!
などと思っていたのですが、どうやらこれも、そうは問屋が卸さなかったようでした。
「あなたは仏壇や神棚、御獄(沖縄の神社のような場所で、ノロが管理する)を
持たずに新職に就くでしょう!」
それからしばらくして、全然違うことで鑑定に行った友人のついでで
私を見てもらった男性のユタにそう言われました
。
いやいや、何よそれ、え?オバァじゃないけど、クリスチャンのアメリカ人
ダンナが出来ても、アメリカに行っても、この仕事しちゃう、ってこと?
それはないわー!!いや、やらない!
憤慨した私は以後、友人が誘ってもユタへは行かなくなりました。
※沖縄では結構、ユタへ鑑定してもらうのは日常茶飯事のことなので、
私も友人について行くなど、時々鑑定してもらっていたのでした。
しかしその後、良く当たると評判の、西洋占星術のホロスコープを
読んで占う占星術師の方に、
「ほら、この室にさそり座が来てるからね、あなた、スピリチュアルの仕事が一番よ」
と言われてしまったのです。
いやいや、西洋占星術?いや、私、西洋人じゃないからそれ、違うと思う。
そう思って、続いて同じアジアなら、確率の高いインド占星術があった!ということで、
ジョーティッシュ(鑑定士)の方、複数の方に人生のホロスコープを見てもらうと、
「ああ、職業の室にケートゥがいますね。スピ関係のお仕事するわね」
※ケートゥとはインド占星術でいう、惑星の一つで、霊的なことを示す意味があるのだとか。
「水星は12室、これは霊性、って意味もあるので、そういうお仕事にはいいんですよ」
「占星術もいけそうな配置ですね」
と、これまたスピリチュアル職だと全員、口をそろえて答えるじゃあありませんか!!
おまけに手相を見てもらったら、とうとう、
「あれ、あなた、神秘の十字架線が二つの手にある!おまけに仏眼も!
これは、ひょっとしてあなた、霊能者のお仕事している?」
とすでに現役扱いにまでなる始末に。
もう!分かりましたよ、分かりました!
やればいいわけね、やればーー!
オバァごめんね、せっかくオバァが私を思って断ってくれた仕事だけど、
やっぱり私はやらないといけないみたいさー。
それに、人生後半になっても、クリスチャンとは結婚できていないし、
てか、結婚じたいしていない。。。(泣笑)
しょうがない、オバァ、私はもう、神様と結婚するしかないみたい。
こうなったらオバァ、私を天国から応援してねー!
と、とうとう腹をくくることになったのでした。
さて、一言でユタやノロや、とはいえ、そもそもが霊感とかがない人はすぐに
そういう仕事は出来ません。
すぐに、というところが結構ポイントで、このわけは後からまたブログ内で
おいおいお話しようと思います。
さて、私の方は昔から霊感はあった以外に、
やはりカエルの子はオタマジャクシ(?)と申しましょうか、
無類のスピリチュアル、占い好きっ子という思春期&青年期を
過ごしていました。
占いや風水、大概のものは西洋、東洋、一通り調べつくし、
飽き足らず世界の宗教についても調べ、最後は科学の量子論で
スピリチュアルを語ろうともくろむレベルにまで来てしまいました。
そのせいか、霊的なものの対処についても、自然といつの間にか
身についてしまっていて、自分の「感」をコントロールできるようになって、
変なものも自力でどうにか出来るようになっていった以外にも、
いわゆる引き寄せというものが祈りとつながっていて、現実を動かす
祈りや瞑想の仕方まで自分で仕上げちゃった、というところに至っています。
生まれ持った業のなせる技、ってところもあるかもしれませんが、
どうやら「上」のハカリゴトなのかも、と思う今日この頃だったりします。
そうこうしているうちに、人生後半にも結構突入してきた年齢になり、
何となく流れに身を任せていると、自然とスピリチュアルの仕事を
本格開始するに至ったのでした。
あ~、やっぱり何か悔しいです~~(笑)。
このブログでは、そんな私のスピリチュアルなお話を思うつくまま
綴っていきながら、様々なスピリチュアルな世界のことについて
発信していきたいと思います。
ふつつかながら、どうぞ、末永くお付き合い下さいませ。
スピリチュアルコンサルタント
スピリチュアルライター
知念樹里
追記:このブログは学術的な内容ではなく、あくまで知念樹里の霊的感性、価値観、独断によるエンターティメントな執筆となりますので、一部、文献等で記載されている内容と異なる場合があります。また、本内容は掲載後に作者・知念樹里によってリライトすることがあります。ご了承下さい。